【新モデル!】Amazon Nova を試してみた #AWSreInvent

【新モデル!】Amazon Nova を試してみた #AWSreInvent

Clock Icon2024.12.04

こんにちは、森田です。

現在ラスベガスで開催中の AWS re:Invent 2024 の Keynote にて Amazon 製の新しいモデルとして Amazon Nova が発表されました!

概要

Amazon製の6モデルが発表されました。

  • Nova Micro
  • Nova Lite
  • Nova Pro
  • Nova Premier
  • Nova Canvas
  • Nova Reel

IMG_6369

image (6)

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今回発表された Amazon Nova は、以前のTitanモデルとし比較すると精度が高く、そして各プロバイダーから提供されているモデルと遜色ないパフォーマンスを持つモデルとして公開されています。

スクリーンショット 2024-12-04 4.07.08

料金

追って記載

リージョン

バージニア(us-east-1)リージョンの Amazon Bedrock で利用できます。

Nova Micro、Lite、Pro モデルは、クロスリージョン推論を介してオレゴン、オハイオリージョンでも利用可能です。

やってみた

本記事では、バージニア(us-east-1)リージョンで実際にモデルの有効化、プレイグラウンド、API実行をやってみます。

モデルの有効化

以下のURLにアクセスすると、「Novaモデル」が表示されています。
https://us-east-1.console.aws.amazon.com/bedrock/home?region=us-east-1#/modelaccess

img

チェックを入れてモデルの有効化を行います。

プレイグラウンドから実行してみる

以下のURLからプレイグラウンドを開きます。

https://us-east-1.console.aws.amazon.com/bedrock/home?region=us-east-1#/text-generation-playground

「モデル選択」をクリックすると、「Novaモデル」の選択が可能です。

本検証では、「Nova Micro」を選択します。

img 60

続いて、プロンプトを入力します。

今回は、「10*30の結果を教えて」を入力しました。

すると以下のように数値計算の結果を返してくれます。

img 62

回答内容

10と30を掛けた結果は、以下のように計算できます:

[ 10 \times 30 = 300 ]

なので、10と30の積は300です。

API実行

Converse API

Converse APIも対応しています。

converse.py
import boto3

client = boto3.client("bedrock-runtime", region_name="us-east-1")
modelId = 'amazon.nova-micro-v1:0'

prompt = "10*30の結果を教えて"

messages = [
    {
        "role": "user",
        "content": [{"text": prompt}],
    }
]

inferenceConfig = {
    "temperature": 0.1,
    "topP": 0.9,
    "maxTokens": 500,
    "stopSequences":[]
}

response = client.converse(
    modelId=modelId ,
    messages=messages,
    inferenceConfig=inferenceConfig
)

print(response["output"]["message"]["content"][0]["text"])

まとめ

APIでも Nova モデルを呼び出してみましたが、Converse APIが対応していることもあり、比較的簡単に利用できます。

最も回答精度の高い Nova Premier については、今後リリース予定ですので、楽しみに待ちたいと思います。

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